豊洲周辺のお散歩スポット:ユナイテッド・シネマ豊洲周辺

もともと豊洲といえば、東京の下町風情のただよう地域の一つでした。関東大震災の瓦礫を利用して埋め立てて作ったといわれるこの豊洲界隈はいわゆる工業地帯として発展してきました。
しかしながら近年この豊洲の再開発が行われたことによって、下町風情から都会ムードの漂うエリアへと変革をとげています。
それらを支えているのがこのユナイテッド・シネマ豊洲周辺の商業施設です。









ユナイテット・シネマ豊洲は、関東地方に展開されているスタイリッシュなシネマコンプレックスの一つです。周辺商業施設とシンクロしたデザインが館内にも取り入れられ、デザイン・サービスの面からも都会的な映画館になっています。ユナイテッド・シネマ豊洲は大人の映画館としての存在感が高く、館内に併設するカフェとともに、海をみわたせる映画館としてデートコースとしても人気があります。ゆったりとしたムードと雰囲気、自宅にいるかのような寛ぎを感じながら映画を楽しむことができます。

このユナイテッド・シネマ豊洲の周辺には、ファミリーで楽しめるショッピングモールや、子どもが喜ぶアミューズメントパークもあり、これらを目当てに訪れるファミリーで賑わいをみせています。つまりこの豊洲周辺は、下町の住人たちだけでなく、関東周辺からの人々も集うエリアへと変革を遂げたのです。再開発によって作られたのは、どれも超がつくほど大型の施設ばかりです。一日ではお散歩しきれない充実がここにはあるのではないでしょうか。

豊洲周辺のお散歩スポット:がすてなーにガスの科学館

豊洲周辺のお散歩スポットとして紹介する「がすてなーにガスの科学館」は、ガス会社が運営するガスの世界やエネルギーについて楽しく学べる無料の体験参加型施設です。

1986年3月豊洲六丁目に前身のガスの科学館が設立され、2006年6月豊洲一丁目の現在地に「がすてなーにガスの科学館」として開館されました。

がすてなーにガスの科学館の館内は、7つの展示ゾーンに分かれていて、かわいいマスコットキャラクターと一緒にこれらのゾーンを回ることにより、ガスの役割や特徴を体験しながら理解できます。

ゾーン1では、暮らしの中でガスがどのような働きをしているのか発見することができます。
ゾーン2では、ガスが家までどのように届けられているかをさかのぼることにより、ガスの正体が理解できます。
ゾーン3では、ガスの性質や特徴がよくわかるサイエンスショーで科学の世界が体験できます。
ゾーン4では、ガスやエネルギーなどのクイズに挑戦して楽しく学ぶことができます。
ゾーン5では、炎を操りガスを実感することができます。
ゾーン6では、食べ物や料理の謎についてサイエンスキッチンで体験できます。
ゾーン7では、眺めのいい芝生の屋上広場で自然の光や匂いを感じることができます。

また料理教室やワークショップ、工作教室などのイベントも開催されています。

子どもを連れて豊洲周辺を散策する際に「がすてなーにガスの科学館」を訪れれば、家族でガスについて楽しく学ぶことができます。

豊洲周辺のお散歩スポット:東京水の科学館

東京水の科学館は江東区豊洲のお隣、有明にある東京都水道局が運営する施設です。
地下にある本物の給水所を含め、3階まで水について学ぶ施設が各階にあって、楽しみながら学習できます。
しかも東京水の科学館の入場料は無料です。
1階は「アクア・パーク、みんなでハイ、チーズ!」のコーナーと「アクア・ツアー、給水所を体験!有明給水所」の集合場所があります。アクア・パークは子供たちが自由に水に触れて、水と遊ぶ楽しさを味わうコーナーです。プールの下に潜り込んで水面から顔を覗かせたり、おもちゃで遊んだりできます。アクア・ツアーは東京水の科学館の地下にある、実際の給水所である有明給水所を案内役のアテンダントと一緒に見学するものです。湾岸の豊洲近くの街に水が送られてくる仕組みや様子が理解できます。
2階には「アクア・タウン、みんなで発見!くらしの水」と「アクア・ラボラトリー、ふしぎ発見!水の実験室」があります。アクア・タウンは美味しい水を家庭に届けるための水道局の活動について、クイズを楽しみながら詳しく学ぶ事が出来ます。アクア・ラボラトリーは水の性質を利用した実験装置を使って、子供の好奇心を刺激し、学習意欲を育てます。また美味しい水を作る仕組みも学べます。
3階には「アクア・フォレスト、森を探検!水のふるさと」と「アクア・トリップ、水のたびシアター」があります。アクア・フォレストは奥多摩の水源林をモデルとして、映像やクイズを楽しみながら、水道水源林や森を守る仕事について知ることが出来ます。アクア・トリップは前、左右、天井の4面に映像が映し出される迫力のある画面が特徴の映像シアターです。此処では森から始まって家庭に届く迄の水の旅が、臨場感を持って体感できます。
アクセスは豊洲駅からゆりかもめに乗車して国際展示場正門駅下車、又は豊洲駅から都営バス海01系統「東京ビッグサイト」行きでフェリー埠頭入口下車です。

豊洲周辺のお散歩スポット:ワンザ有明

東京ビッグサイトの向かいにあるちょっと変わった形のビル、東京ファッションタウンビルの東館にあるショッピングモールがワンザ有明です。
場所柄週末でもお台場や豊洲の街と比較しても比較的落ち着いた雰囲気で買い物ができ、しかも豊洲からはゆりかもめでわずか10分と至近距離にあります。豊洲では新しい道路が次々と完成したことで晴海通りの混雑を避けることができるようになり。車のアクセスも非常に便利となりました。ただし東京ビッグサイトでイベントがある日は一変し飲食店には長蛇の列ができあがります。
ワンザ有明の名物といえば、屋内にある滝では最大の落差35メートルを誇るシャワーツリー35です。この部分だけ天井が吹き抜けとなっており、毎定時になりますと10階から1階にかけて2トンの水を7分間流すショーが行われます。この時、濡れないように係員が整理してくれますので一安心です。さらに18時以降になりますと虹色にライトアップされる光の演出が加わります。一度ショッピングに来たからにはご覧になっておきたいショーです。

ワンザ有明がある東京ファッションタウンビルはファッションタウン構想により建設された建物で1996年に開業しました。オフィスや会議室、大手家具メーカーのショールームが入居しています。家具メーカーのショールームは週末になりますと混雑しますので注意が必要です。大型の同人誌即売会が開催される日になりますと同時開催でコスプレ博が開催される場所でもあります。
豊洲にお住まいの方にとっては是非知っておくべきショッピングの穴場がワンザ有明です。

豊洲周辺のお散歩スポット:東京ビッグサイト

日本を代表する展示場、それが東京ビッグサイトです。
晴海埠頭にあった東京国際見本市会場を1996年に移転したもので、豊洲からゆりかもめで8分、都営バスで15分から20分ほどと極めて近い距離にあります。さらには豊洲を経由して都心への水上バスのアクセスも便利です。
一般の路線バスが多数運行されていますが都心から多少離れていることもあり、大規模なイベントともなりますと東京駅や品川駅から臨時のシャトルバスを運行することもあります。その際、豊洲駅を経由するルートが設定されることもあります。
東京ビッグサイトは会議棟と西展示場、東展示場、そしてアトリウムや屋上展示場からなり、会議棟はその独特な形状から逆三角とも呼ばれています。
ビジネスに関係する小規模な展示会から日本最大の同人誌即売会やホビーの展示会、そしてギフトショーやモーターショーなどが開催されており、ビジネスマンだけでなくオタクにおける知名度も高いです。規模が大きく来場者数が多いイベントでは一棟まるまる貸し切ることもあります。
稀にコンサート会場として使われることがあり、ホールをアリーナに見立てての名だたるアーティストのコンサートが行われています。
東京ビッグサイトではオリジナルのグッズが多数販売しています。おせんべいやぬいぐるみ、ボールペンなどがラインナップに含まれています。
知られざる話として、東京テレポート駅付近からケーブルカーを通す構想がありました。こちらは世界都市博覧会用に準備していたもので、その構想の名残はバスターミナルにある看板に囲まれた4本の柱に残されています。
周囲には海に面した公園やプロムナードも多く、豊洲から30分ほど歩けばつきますのでウォーキングにも最適です。

豊洲周辺のお散歩スポット:パレットタウン

豊洲から徒歩30分、東京都江東区青海にある大規模な娯楽スポットがパレットタウンです。
2006年からは豊洲からゆりかもめで乗り換えることなく行けるようになり、利便性がますます向上しました。路線バスも本数を増便しており、豊洲から待たずにパレットタウンに行けます。
女性向けのショッピングモール、ヴィーナスフォートや高さ115mと日本で最大級の観覧車があるほか、大手自動車会社の体験型展示ショールーム、そしてライブ会場やアミューズメント施設が併設されています。
ショッピングモール内はヨーロッパの町並みが再現されており、噴水広場では一日数回イルミネーションによるショーが行われています。吹き抜けの天井は時間によって青空から夕方、夜へと変化する演出がなされています。
パレットタウンがある場所は開催が中止された世界都市博覧会の予定地となっていた場所で、空き地を埋めるための苦肉の策として10年間の期限付きでレンタルされている土地です。そのため2010年に取り壊され、更地として返還される予定となっていました。
すでに新しい事業者が決定しており取り壊された後は新しい商業施設が2013年に完成する予定でしたが、社会情勢の変化によりこの計画も延長を余儀なくされているという事情があります。新しい商業施設にも小規模ながらも観覧車が設置される計画があります。
2009年にはパレットタウンのリニューアルが行われ、アウトレットモールが新たに入居しました。豊洲から一番近いアウトレットモールで、一般の店舗とアウトレットが併存している非常に珍しい場所となりました。

豊洲周辺のお散歩・デートスポット:キッザニア東京

キッザニアとはメキシコが発祥の、子ども向け「お仕事体験アミューズメントパーク」といったところです。
将来何になったらよいのか分からない、なりたい仕事は本当はどんなことをしているのか、沢山なりたいものがあってどれを選んで良いのか分からない、などどいう子どもたちにとって実際の仕事を学びながら体験できるバーチャルシティです。スタッフに教えてもらってお仕事をすると、キッザニアで使用できる通貨をもらえます。そしてそのお金でまたバーチャルシティで買い物をしたりなど、実社会の模擬体験ができるのです。
キッザニア東京で体験できる仕事はおよそ90種類で、それぞれ実在する企業がスポンサーとなっている点からも、リアリティーがあり、将来のためにも役立ちそうです。どのような仕事があるのかといえば、お菓子屋さん、パン屋さん、銀行、デパートといった身近なものから警察署、消防署、テレビ局など実に様々です。
この豊洲にあるキッザニア東京は2006年に日本で初めてできたキッザニアです。メキシコで1999年に登場して以来、インドネシアポルトガルアラブ首長国連邦、韓国、マレーシア、チリなど世界各国に作られています。ちなみに日本にはこの豊洲にあるキッザニア東京のほか、キッザニア甲子園がオープンしています。
子どもたちの職業体験施設として他に類をみない施設であることから、大変人気があります。また教育上の観点から小学校などが団体で利用するケースも多く、入場にはあらかじめ予約をしておいた方が無難です。
東京メトロ有楽町線豊洲駅、またはゆりかもめ豊洲駅より、およそ徒歩8分です。